◇ACLE第3節 神戸2―0蔚山(2024年10月23日 蔚山総合運動場)
東地区の1次リーグ第3戦が行われ、神戸はアウェーで蔚山(韓国)に2―0で快勝した。後半3分、同28分にFW宮代大聖(24)が連続ゴール。2勝1分けとし、来月5日に3連勝で首位を走る光州(韓国)とホームで対戦する。川崎Fはアウェーで上海申花(中国)に0―2で敗れ、1勝2敗となった。1次リーグは東西12チームに分かれて争い、各8位までが決勝トーナメントに進む。
日韓リーグ王者の一戦を制した神戸が1次リーグ突破へ前進した。2ゴールの宮代は「2点目はヨシ君(武藤)からのボールがすばらしかった」と感謝した。1点目は前線からプレスをかけて奪ったボールをそのままペナルティーエリアに持ち込んで相手DFの股を通して決めたもの。2点目は武藤のクロスを頭で叩き込んだ。
先発に大迫や酒井が名を連ね、J1優勝争いを続ける布陣のまま臨んだ。相手GKの目前からプレスをかけてパス回しを封じ、後半32分のカウンターはGK前川が相手FWとの1対1を止めて失点を防いだ。今季もKリーグで首位を走る蔚山を力で退け、宮代は「アウェーで勝ち点3を拾えたのは大きい」と胸を張った。