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レイカーズ・八村 快幕18得点 チーム8季ぶり白星発進に貢献「練習の成果全部出た」

スポニチアネックス 2024年10月24日 4時48分

 米プロバスケットボール(NBA)の24~25年シーズンが開幕して2試合が行われ、レイカーズの八村塁(26)は本拠地ロサンゼルスでのティンバーウルブズ戦に先発して35分5秒プレーし、18得点、5リバウンドをマークした。新人時代の19年以来の開幕戦先発で、110―103での白星発進に貢献。レギュラーシーズンは来年4月13日まで行われ、各チームが82試合を戦う。年間王者を決めるNBAファイナルは同6月5日に始まる。

 新シーズンの幕開けを告げる一戦で、八村が躍動した。新人だったウィザーズ時代の19年以来の5季ぶりの開幕先発。開始42秒に右サイドから3点シュートを沈めた。チームの今季初得点で勢いに乗ると、その55秒後にはドリブルで相手を抜き去りゴール下に進入。ヘルプに来た身長2メートル16のゴベールにぶつかられながら豪快なダンクを叩き込んだ。

 出場した時間の得失点差は両チーム最多19を記録。チーム8季ぶりの開幕戦白星に貢献し「思い切ってやろうと思った。今までやってきた練習の成果が全部出た感じだったので、そこは凄く良かった」とうなずいた。レディク新監督からも「塁は素晴らしかった」と絶賛された。

 同じロサンゼルスに本拠を置く大リーグ、ドジャースには今季から大谷と山本が所属し、25日(日本時間26日)からワールドシリーズを戦う。八村は昨夏に始球式を務めたこともあり「他のスポーツで日本人が活躍している。僕もそういう大きな舞台で活躍できたらいいなと思う」と刺激を受けている。

 NBAで6季目を迎え、日本人では渡辺雄太(現千葉J)に並ぶ日本人最長。開幕前から優勝を目標に掲げており「僕たちは本当に優勝できるメンバー」と改めて決意を口にした。「勝ちに貢献できたことは凄く大きい。これを続けていきたい」。加入3季目を迎え、タレント軍団の中で確固たる地位を築きつつある。

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