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【高校野球】東海大札幌が北海を下して10年ぶり秋季北海道大会制覇 来春センバツ甲子園を確定的に

スポニチアネックス 2024年10月24日 12時30分

 ◇第77回秋季北海道高校野球大会決勝 東海大札幌2―0北海(2024年10月24日 プレド)

 東海大札幌が北海を2―0で下して10年ぶり6度目の優勝を決めた。東海大四から16年4月の現校名変更後は初優勝。東海大札幌は来年のセンバツ甲子園出場を大きく引き寄せた。

 東海大札幌は4回1死二塁から、4番・太田勝馬内野手(2年)が初球を左翼ポール際に運ぶ2ランで先制。先発の背番号7の左腕・矢吹太寛(2年)が5回まで、背番号1の右腕・高橋英汰(2年)が8回まで、9回は左翼に回っていた矢吹が再び登板して無失点継投を締めくくった。

 今夏後、03年から監督を務め、15年春の甲子園準優勝などに導いた大脇英徳監督(49)から、東海大相模出身で昨春からコーチとして指導してきた遠藤愛義氏(40)に監督を交代。遠藤監督は監督として初めて臨んだ大会で頂点に立った。

 遠藤監督は「(北海は)粘り強さを凄く感じるチームだったのでそこにどう食らいつくかだけを考えた。本塁打は気持ちで持っていった」と話した。会心の一発を放った太田は前の打席はスライダーで三塁ゴロに打ち取られており、「スライダーが来ると張っていた。春に向けてやっていくことは変わらない。全員で向かいたい」とすがすがしい表情を浮かべた。

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