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【ドラフト会議】青学大・佐々木泰 広島が外れ1位指名 豪快フルスイングで東都1部現役最多12本塁打

スポニチアネックス 2024年10月24日 17時29分

 プロ野球ドラフト会議が24日、都内のホテルで行われ、青学大の佐々木泰内野手(4年=県岐阜商)が広島が外れ1位で指名された。

 1回目の入札で明大の宗山塁内野手(4年=広陵)を指名も西武、楽天、広島、日本ハム、ソフトバンクの5球団が競合で交渉権獲得ならず。

 2回目の入札で外れ1位として佐々木を指名して交渉権を獲得した。

 県岐阜商時代は2020年にセンバツ出場予定だった32チームによる「2020年甲子園高校野球交流試合」で明豊(大分)と対戦し、9回に大会1号となる本塁打を放った。同校では1年春からベンチ入りして4番に座り、高校通算41本塁打。

 青学大に進学後、1年生春からレギュラーをつかんだ。立正大戦に「5番・三塁」で先発出場すると、同点の8回2死二塁から決勝の左越え2ランを放つド派手デビュー。さらに続く立正大との2回戦では第1打席で左越えソロの2戦連発と周囲の度肝を抜いた。

 1年春のリーグ戦は6試合に出場し4本塁打。OBで前ロッテ監督の井口資仁氏が持つリーグの通算本塁打記録(24本)を上回るペースで打ちまくった。その後はペースを落としたものの、豪快なフルスイングで描いたアーチは、東都1部の現役最多となる12本を数える。

 さらに佐々木泰の魅力は大舞台の強さ。交流試合での本塁打に加えて、24年の全日本大学野球選手権では打率.333、2本塁打、8打点でMVPを獲得して連覇へと導いた。

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