「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」が24日、都内のホテルで行われ、法大の最速157キロ右腕・篠木健太郎(4年=木更津総合)がDeNAに2位で指名された。
木更津総合時代は細身で、美しいフォームから投じる直球が印象的だった篠木。コロナ下の20年に高校3年生で、アピールの機会も限られた当時、関東のある球団のスカウトは「プロ志望届を出せば3位での指名になるだろう」と高評価を受けていた。
だが、プロの道を選ばずに東京六大学野球リーグへと進んだ。法大では2年時から主力投手となり、球速は高校時代の150キロから最速157キロと大学球界屈指の剛腕へと成長。先発でも常時150キロ台をマークできる馬力を武器にリーグ通算48試合を投げ、14勝11敗の防御率2・21(24日現在)。
◇篠木 健太郎(しのぎ・けんたろう)2002年(平14)5月7日生まれ、群馬県出身の22歳。小3から野球を始め、明和中時代は硬式の館林ボーイズでプレー。木更津総合では1年春からベンチ入り。同年夏に甲子園出場を果たした。法大では1年秋にリーグ戦初登板。1メートル77、80キロ。右投げ左打ち。