プロ野球ドラフト会議が24日、都内のホテルで行われ、富士大の佐藤柳之介投手(4年)が広島に2位で指名された。
最速148キロと縦に割れるカーブなど多彩な変化球が持ち味。先発型として期待されている。
中学時代はほぼ無名だったが、東陵(宮城)入学後に成長。「東北No.1」の呼び声も高く、3年夏の独自大会ではスカウトが続々と視察に訪れてプロ注目の存在だった。
富士大進学後、1年生ながら全日本大学選手権で登板。昨秋の明治神宮大会では上武大を1-0完封した。
ドラフトイヤーの今年、秋のリーグ戦でMVP、最優秀防御率賞、ベストナインを受賞。チームを3季ぶりの優勝に導く活躍で評価を確実なものにした。