「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」が24日、都内のホテルで行われ、6巡目指名のオリックスの順番で15分以上中断する異例の光景が見られた。
6巡目指名で西武、中日と順に指名が続き、オリックスの番が来ると、何やらNPB関係者がテーブルに駆け寄り、オリックス陣営と話し合いが始まった。
岸田監督は表情を変えず腕を組み両者の話し合いを聞いている様子。その間に他球団のテーブルに、違うスタッフが事情を説明じて回った。
途中からNPB関係者がもう一人議論に加わった後、順番が回ってから15以上たった後にオリックス陣営は何度かうなずき、NPBスタッフもテーブルから離れた。
理由はオリックス球団社長が名簿にない選手を指名しようとして説明を受けたからで、海外の選手か問われると回答はなかったという。
その後に6巡目指名としてコールされたのはNTT東日本の右腕・片山楽生。中断中の解説では、指名したい選手が対象選手になるかどうか聞いているのではないかという話が出ていたが、片山投手は指名に問題ない、ドラフト候補選手だった。