日本ハムの指名は投手5人、内野手2人。
1位で入札した宗山塁(明大)は5球団競合の末、外したが、5位で山縣秀(早大)を指名した。
山縣は遊撃手として守備なら宗山以上と評価されている。小技の出来る起用なタイプで、チームの二遊間争いはますます激しくなりそうだ。
投手5人のうち、高校生3人、大学生2人とバランスはいい。
2位で指名した藤田琉生(東海大相模)は1メートル98の長身左腕。この夏の甲子園で全3試合に先発登板して計21回1/3を投げて防御率0・84、18三振を奪うなどエースとしてベスト8入りに大きく貢献。U18日本代表にも選出された。将来性は高校生ナンバーワンの呼び声も高い、新庄監督のおメガネにかないそうな逸材だ。
即戦力を指名しながら外れ1位の柴田獅子(福岡大大濠)を筆頭に「素材」も確保する日本ハムらしいドラフトとなった。