「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が24日、東京都内で開催され、阪神はNTT西日本・伊原陵人（たかと）投手（24）を「外れ1位」で指名した。
伊原は身長1メートル70。阪神は昨年の下村1メートル74に続く小兵投手のドラ1指名で、歴代の最上位指名投手では70年谷村智博の1メートル73を更新。野手の最上位指名を含めても18年の近本1メートル70に並ぶチーム2人目の“ドラ1最小兵”になった。
なお、ドラフト制以降の主な阪神生え抜き小兵投手では71年1位の山本和行が1メートル74。先発、救援の両方で活躍して、チーム歴代2位の通算700試合登板と130セーブ、同9位の116勝を記録している。
＜伊原アラカルト＞
☆生まれ＆サイズ＆投打 2000年（平12）8月7日生まれ、奈良県橿原市出身の24歳。1メートル70、77キロ。左投げ左打ち。
☆球歴 小1から晩成フレンズで野球を始め、主に投手。八木中では軟式野球部。智弁学園では2年春から背番号11でベンチ入りして2年秋から背番号1、3年春に甲子園出場。大商大では2年秋に最優秀投手、3年春に最多勝、最優秀防御率でベストナインを受賞。NTT西日本では2年連続で都市対抗出場。
☆趣味 アニメ観賞。同僚からオススメを教えてもらうなどして作品を探す。戦闘系が好みで「戦ってくれるものなら好きです」。
☆好きな芸能人 高校時代までは石原さとみで、大学から永野芽郁に“推し変”。「かわいい人を見たら、すぐ好きになっちゃう。くるくる変わっちゃう」。