ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)が24日(日本時間25日)、25日(同26日)に開幕するドジャースとのワールドシリーズ前日のメディア対応に出席した。
報道陣からは、ドジャース・大谷翔平投手(30)についての質問が飛んだ。米国でも注目の的となっている両者の対決。今季はジャッジが58本塁打、大谷が54本塁打をマークしており、50発以上の打者がそれぞれのチームにいるWSの対戦は史上初。両リーグ本塁打王の対決も、56年のミッキー・マントル(52本、ヤンキース)VSデューク・スナイダー(43本、ドジャース)以来68年ぶり6度目で、所属チームの顔合わせも同じとなっている。
ジャッジは、「彼は球界最高の選手だから、マッチアップはいつでも楽しいものになる」と大谷を称賛しつつ、“対決”に向けての心境を口に。さらに、「彼は今季、過去に誰もやり遂げたことがない50-50クラブ入りを果たした。今季は投球はしなかったけれど、フィールド上でやることは特別だから、彼のことは一日中話していられる。彼のプレーを楽しみにしているよ」と語った。
ヤンキースは41度目のリーグV。前回出場の09年WSは松井秀喜が日本選手初のMVPに輝いた伝説のシリーズで、今季は28度目の世界一を目指し、ドジャースと激突する。