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【大谷翔平と一問一答(3)】WSは自身の成績度外視「勝てば何でもいい状況。有意義なアウトならOK」

スポニチアネックス 2024年10月25日 10時29分

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が24日(日本時間25日)、25日(同26日)に開幕するヤンキースとのワールドシリーズ前日のメディア対応に出席。ワールドシリーズへの意気込みを語った。

 大谷との一問一答は以下の通り。

 ――ジャッジも初めてのWSの舞台も簡単ではなかったそうで、平常心を保つためにイメージトレーニングを行ったと言っていた。大谷選手はどのように普段通り戦いたい?

 「気持ちは勝手に上がるんじゃないかなと思うので、いつも通りにプレーできる方向に持っていければちょうどいい感じになるかなと思っています」

 ――勝敗を分けるのは気持ちだったり、運だったり、技術という人もいるが、ここまでポストシーズンを戦ってきて最後何が勝敗を分けていると思うか。

 「それは全部じゃないですか?運ももちろん必要ですし、そこまで持っていく技術ももちろん必要ですし。全てがその時の状況次第かな思うので、全てが大事だと思います」

 ――ポストシーズンで自分の知らない面が出たか、WSでそれに期待するか。

 「勝てば何でもいいという状況なので。自分の状態がどうのこうのとか、打てた、打てないとか。それが有意義なアウトならOKじゃないかなと思う。全て勝ったか、負けたかで決まるのでそこ次第かなと思います」

 ――2021年には実際に球場に行ってWSを見た。その時に感じた思いが、自分の出場するWSにどのようにつなげていきたいか。

 「テレビでずっと見ている側だったので、どうなるのかなと言えない。そこを目指してやってきたとしか言えないので、第1戦を終えてどういう感じなのかなというのがまず一番。その先はそれ次第かなと思います」

 ――ジャッジはどのゾーンでも打てるし、対戦するのが楽しみだと言っていた。改めてジャッジの存在というのは。

 「僕が言わなくても素晴らしい選手だというのはみなさん分かると思う。歴代でもトップに入る選手がこの時代にヤンキースという球団でプレーしているのは、野球選手、野球ファンにとっても特別なことだと思う。野球をプレーしてもらっているのを一ファンとして感謝したい。時代を代表している選手と一緒にフィールドでプレーできることに感謝したいと思います」

 ――リーグ優勝決定シリーズを終えての4日間の過ごし方は?

 「プレーオフをやってきた熱量だったりとか、チームも個人もそういう熱量をまず保ちながら休みを入れないといけない。そこのバランスというか、実戦の感覚も含めて継続しながら休むというのがちょっと特殊というか難しかったなと今は思います」

 ――ケージで打つ日はあったのか?

 「昨日は打ってないです。その前まではずっと打っていました。昨日はトレーニングとピッチングの強度が強めだったのでケージでは打ってないです。球場には来ていました」

 ――ロバーツ監督と1年やってみてどんな監督?

 「楽しい人だな、と。監督としてというより人として。どういう采配をするかとかではなく、1対1の付き合いとして楽しい人。あと握手が凄い強いです(笑い)」

 ――勝ち上がるにつれて団結力も高まったと思うが、ドジャースの良さは?

 「(選手)層はやっぱり厚いなと思います。戦力として見るなら、ケガ人が多い中で出てきた選手がカバーする力は相当高い。マイナーから上がってきた若手の選手も高い実力を持って、しっかり育成を状態で上がってきている印象。それに加えて個々の、キケ(E・ヘルナンデス)みたいに出ていなくてもチームをシーズン中もサポートしていた。ポストシーズンで出た時に爆発力がある。全部のバランスが素晴らしいんじゃないかと思います」

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