◇女子ゴルフツアー 樋口久子・三菱電機レディース第1日(2024年10月25日 埼玉県 武蔵丘GC=6650ヤード、パー72)
第1ラウンドが行われ、プロ転向後日本ツアー2戦目となる馬場咲希(19=サントリー)は7バーディー、1ボギーで、ツアー自己最少スコア6アンダー66で回った。
1番パー5で第3打を1メートルにつけてバーディー発進し、5番で4メートルのパットを沈めた。
7番ではフェアウエーから1・5メートルにつけて、8番パー3はグリーンの外から10メートルをパターでねじ込んで歓声を浴びた。
最大の見せ場は9番パー5。第3打がカップをかすめて5センチに止まるスーパーショットを披露し、タップインバーディーを奪取。怒とうの3連続バーディーで折り返した。
後半もアイアンショットがキレキレ。14番、16番で1・5メートルにつけてスコアを伸ばした。
23年Tポイント×ENEOSの第1ラウンドに並ぶ自己最少スコア66でホールアウトした19歳は「こんなに良いスコアで回れるとは思っていなかった。バーディーをいっぱい取って、ボギーを打たないゴルフが今日の課題だった。そこをしっかりやったのがこのスコアにつながったのかな」と満足そうにうなずいた。
昨年11月のプロテストに一発合格した馬場は今季、米下部ツアーを主戦場に戦った。2週前の富士通レディースでプロとして日本ツアーに初出場。2戦目となる今大会で優勝すればプロテスト合格者としては笹生優花に並ぶツアー最速優勝記録となる。
富士通レディースも優勝争いに加わりながら最終日にスコアを落とし14位に終わった。残り2日間に向けて「先々週(富士通レディース)も良い順位で1日目と2日目を終えることができて、その中で学んだことがたくさんあった。先々週の学びをしっかり今週に生かせるようにしたい」と力を込めた。