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塩野瑛久 ネットも大興奮した大河ドラマ名シーン秘話明かす 「真心で返さないといけないということで…」

スポニチアネックス 2024年10月25日 18時2分

 俳優の塩野瑛久(29)が25日、NHK「午後LIVE ニュースーン」(月~金曜後3・10)にVTR出演。NHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)で演じた一条天皇について語った。

 20日に放送された「光る君へ」の第40話「君を置きて」で、一条天皇は崩御した。

 出演を終えて、塩野は印象に残っているシーンを2つ挙げた。1つは中宮・藤原定子との再会シーン。「定子が一条天皇に会いに来るシーンがあるんですけど、そのシーンは凄く印象的で」とした上で、「最愛の人が会いに来てくれて凄くうれしい気持ちもあるんですけど、やはり帝という立場上、それを喜んではいけない。その心の中での葛藤といいますか。でも、自分の人としての感情をやっぱり抑えられなくて、抱きしめにいくところ。言葉はなかったですけど、言葉以上に思いがあふれたシーンだったなと思います」と振り返った。

 もう1つは見上愛演じる中宮・藤原彰子とのシーン。「彰子が自分の気持ちを吐露するシーンで、自分の殻を破って思いを告げてくれた彰子。(”お慕いしております”という)見上愛さんのお芝居を受けて、凄くストレートに思いが、ずんと乗っかってくるような気がしたので」と演技中の気持ちを明かした。

 「そこに対して、僕は何か応えなければならないと思って、何か言葉を発しようとするんだけど、今ここで言うべきじゃないかもしれない。今その場で何かを返そうとしたけれども、この真心は自分の中でちゃんと真心で返さないといけないということで、また日を改めて伝えに来るという意味合いを込めて”また来る”と言うシーンにしました」。

 「好きなシーンですね。ある程度、間だったり、感情の時間というものをたっぷりやらせていただけたりするんですね。一言の言葉の重み以上の感情というものを表現させていただけるので。自分の心で直に受け取って、お芝居をさせていただきました」と語った。

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