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青山・穂積組が4強進出 熱戦1時間半 マッチタイブレーク制す 東レPPO

スポニチアネックス 2024年10月26日 4時42分

 ◇女子テニス東レ・パンパシフィック・オープン第5日(2024年10月25日 東京・有明テニスの森公園)

 ダブルス準々決勝で、青山修子(36=近藤乳業)穂積絵莉(30=日本住宅ローン)組が、第4シードのクリスティナ・ブクサ(26=スペイン)モニカ・ニクレスク(37=ルーマニア)組に競り勝ち、4強入りした。6―3、3―6で突入した10点先取制のマッチタイブレークを10―4で制した。シングルス準々決勝で世界279位の石井さやか(19=ユニバレオ)は世界16位でロシア出身のディアナ・シュナイデル(20)と対戦予定だったが、腹筋の負傷により棄権した。

 36歳と30歳のベテランペアがマッチタイブレークにもつれた1時間30分の熱戦を制した。10度与えたブレークポイントを7度セーブする勝負強さを発揮。青山は「先に仕掛けて流れをつかむことができた」とうなずいた。2人が初めて組んだのは約10年前だが、本格結成は今夏のパリ五輪後。穂積が「一緒に組みませんか」とオファーを出して実現した。

 今大会が今季10大会目の出場で、8月のクリーブランド選手権で準優勝。11月の女子国別対抗戦ビリー・ジーン・キング杯でもペアを組む。穂積の力強いストロークで組み立て、青山が前で仕留めるのが得意の形。準決勝で対戦する第1シードのペアには前週のジャパン・オープン準々決勝で敗れており、穂積は「少しでも引いたら持っていかれる。自分たちから仕掛けたい」と必勝を期した。

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