西武から1位指名された金沢(石川)の斎藤が、同校で西口新監督らからあいさつを受けた。1メートル81の大型遊撃手は「凄く憧れているショートの源田選手とプレーできるのは凄く楽しみ。将来的には6番をつけたい」と源田の背番号を引き継ぎたい意向を示した。
第54代横綱・輪島の輪島大士氏を送り出したことでも知られる同校。1年春からレギュラーに定着して走攻守そろう斎藤も「目標は日本一の遊撃手になること。必ず期待に応えたい」と18年に他界した大先輩に誓った。源田の映像を日々チェックし、ボールの握り替えの速さなど「まねしていきたい」と語った。
西口監督は当初フェニックス・リーグ視察のため宮崎へ移動する予定だったが、スケジュールを変更。ドラフト前に守備の映像を見て斎藤にほれ込んだそうで「急きょ金沢に飛んできた」と笑った。
守備力について「ゲームで言えば(能力は)S。源田選手を追い越すような選手になってもらいたい。1、2年目から活躍できる可能性は秘めている」と絶賛した。(神田 佑)