パンクバンド「KUZIRA」が、26日までに公式X(旧ツイッター)を更新。大麻所持に関する疑いで逮捕されていた、ギターボーカル・末武竜之介の直筆の手紙を公開した。
末武は「この度、私の起こした不祥事により、バンド仲間やイベント関係者の方々、そして何よりKUZIRAの活動を楽しみにして下さっていたファンの皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。
「本当にバカなことをしました。三畳ほどの留置所の一室で、日々自分自身と向き合い、反省して過ごしておりました。手入れのされていない芝生のような坊主頭が寒さを感じ始めたことで、秋の訪れに気付きました。窓のない、無機質な檻の中にいる私にとって、それが唯一の季節の移ろいを知る方法でした」と、留置場生活をつづった。
そして「この中で、自分が納得する楽曲を制作し、それを皆様の目の前で表現することが、私にとっての一番の幸福であり、最も自由を感じる行為だったと、改めて痛感しました。今後は法的責任をしっかりと果たし、社会的な責任を受け上め、二度とこのようなことを起こさないようにします。改めまして、ご迷惑をおかけした全ての方々に深くお詫び申し上げます」と、反省の念を記した。
なお、末武の逮捕を受け、同バンドは年内のライブ活動をすべてキャンセルすることを発表している。