元サッカー女子日本代表のエースで、11年のW杯優勝メンバー・澤穂希さん(46)が、26日放送のフジテレビ「ジャンクSPORTS」(土曜後5・00)に出演。W杯の勝利につながった出来事について語った。
今回は「世界一アスリート」というテーマで、世界の頂点に立ったアスリートが大集結。その中で「この経験があったから世界一になれたことは?」という話題が上がると、澤さんは「ワールドカップ、2011年に優勝したんですけど、その前に所属チームを解雇されたんですよ」と明かした。
「プロ選手だったんですけど、“チームに残りたければ、バイトを探して残ってください”ってことで」と回想。アルバイトを探さなければ辞めることになっていたところ、チームから声がかかったという。
その後、澤さんは2011年のW杯直前に日テレ・ベレーザからINAC神戸に移籍。「その前のチームはプロの選手ばっかりじゃなかったので、学生がいたり、社会人がいたりで練習がいつも夜からだったんですね。でも、神戸のチームに移籍したら全員がほぼプロだったんで、昼の練習ができて。太陽を浴びて練習すると、体内時計が凄く整って。コンディションがめちゃくちゃ上がったんですよ」と変化を語った。
さらに、自身のパフォーマンスが向上したことでW杯のプレーにもつながったと回顧。「逆に言うたら、クビにしてもろてよかったんですね」というMCのダウンタウン・浜田雅功の声に「結果的には、クビにしてくれてありがとうございますって感じで」と話し、スタジオの笑いを誘っていた。