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東レPPO ダブルス決勝は2大会連続五輪出場の元ペアが敵味方に分かれて激突 柴原「楽しい試合になる」

スポニチアネックス 2024年10月26日 19時18分

 ◇女子テニス東レ・パンパシフィック・オープン第6日(2024年10月26日 東京・有明テニスの森公園)

 ダブルス準決勝が行われ、柴原瑛菜(26=橋本総業)ラウラ・ジーゲムント(36=ドイツ)組が第3シードのソフィア・ケニン(25)、ベサニー・マテックサンズ組(39=ともに米国)と対戦し、第1セットの5―2で相手の棄権により決勝に進んだ。

 青山修子(36=近藤乳業)穂積絵莉(30=日本住宅ローン)組は第1シードのガブリエラ・ダブロウスキー(32=カナダ)エリン・ラウトリフ(29=ニュージーランド)組と対戦し、6―4、2―6で突入したマッチタイブレークの末に10―5で勝利した。

 試合開始わずか31分で、柴原、ジーゲムント組に白星が転がり込んだ。第1セット、5―2リードの第7ゲーム終了後に相手のケニンが右内転筋に痛みを訴えた。シングルスで決勝進出を決めていることもあり、大事を取って棄権。柴原は「日本の大会で結果を出せているのはすごくうれしい。今年はシングルスに集中していて、ダブルスの結果にはそれほど期待していなかったけど、勝つのはいい気分」と笑顔を見せた。

 今季の柴原はシングルスに力を入れ、ダブルスの相方を固定していない。ジーゲムントとは前週の木下グループ・ジャパンオープンで初めてペアを組み優勝。密に対話を重ねることで、短期間で連携を深めてきた。決勝で対戦する青山、穂積組の青山とは長年ペアを組み、21年東京五輪、今夏のパリ五輪に出場。「青山さんとは1回も試合をしたことがない。楽しい試合になると思う」。日本人として、18年大会を制した加藤、二宮組以来の頂点を懸けた大一番を見据えた。

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