俳優の石田純一(70)が26日、ABEMA NEWSチャンネル「ABEMA エンタメ」のインタビューに出演し、現況を明かした。
石田は23年から5月千葉県・船橋市の焼肉店「炭火焼肉ジュンチャン」を経営し、電車で1時間半かけて通って自ら店に立っている。
石田は34歳だった88年にフジテレビ系ドラマ「抱きしめたい!」に出演したことで“トレンディ俳優”としてブレークした。当時の年収を聞かれた石田は「びっくりするくらいお金は入ってきたりしましたね。でも使う暇がない」と振り返り、最高は「全部足してですけど年収は3億くらいですかね」と明かした。
だが、15年9月に若者グループ「SEALDs」が国会前で行った安全保障関連法案に反対するデモに参加したこと、新型コロナウイルスの緊急事態宣言下、沖縄でゴルフ中に体調を崩してその後、新型コロナウイルス感染。ほかに”飲み歩き”していたとする記事も出て仕事は激減。「それで人格否定はいいけど、人生まで否定されたらちょっとつらい」と心境を吐露。
芸能界での仕事について「全然減ってますよ。テレビはもう、相当減ってますけど」とし、CMについては最高時9社あったのが今は1社。テレビのレギュラーについても「3つともなくなりました」と語った。デモに参加時には「うちの奥さんには“収入半分になるかもしれないけど、もうどうしても俺は行かなくちゃいけない”ってんで。“止めても行くんでしょ?”って言うから“行くよ”って。半分になると思ったら10分の1になりました」と、妻のプロゴルファーでタレントの東尾理子との会話も明かした。
その結果「ゴルフの会員権、車、家、全部売りました」と語ったが、「でも誰にも迷惑かけずに暮らしていけるので、それを、何かとやかく言われる筋合いは全くないので」とし、焼き肉店の売り上げも、月に1000万円前後になっていると明かした。