◇SMBC日本シリーズ第1戦 ソフトバンク5―3DeNA(2024年10月26日 横浜)
9回に足で見せ場をつくったソフトバンク・周東佑京内野手(28)は「打球判断がめちゃくちゃよかった」と自画自賛した。
1死一塁から中前打で出塁。一、二塁とチャンスを広げると、続く今宮の右越え二塁打に好スタートを切り、一気に生還した。
「角度的に僕の方が判断しやすかった」と、打球が抜けるのを待ってスタートした二塁走者の川村を“猛追”。ホーム手前で追いつきそうになり、驚く川村に「セーフ!」と笑って見せた。
2023年のWBC準決勝・メキシコ戦で村上宗隆の当たりで一塁から一気にサヨナラの生還。大谷翔平を追い抜きそうな“スピード違反”の再現となった。
5回の打席で自打球を左膝に当て、痛みをこらえてプレーを続行。「痛くても出るし。大丈夫。おかげで力抜けた」と安打につなげる頼もしさだった。