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河村勇輝 持ち味出したNBAデビュー戦 160センチ伝説選手のように活躍する可能性も

スポニチアネックス 2024年10月27日 3時2分

 ◇NBA グリズリーズ108ー128ロケッツ(2024年10月25日 トヨタ・センター)

 NBAは25日、各地で行われ、グリズリーズとツーウエー契約を結ぶ河村勇輝(23)が開幕2戦目となる敵地ヒューストンでのロケッツ戦に第4Q途中から出場し、日本人4人目、Bリーグ出身の日本勢では初の最高峰デビューを果たした。3分34秒プレーし無得点、1アシスト。チームは108―128で敗れ1勝1敗となった。次戦、26日のマジック戦は本拠デビューが期待される。

 河村のデビュー戦を、元バスケットボール選手で、福井ブローウィンズのアシスタントコーチを務める中原雄氏が解説した。

 出場時間は短かったが、いいアシストを1本決めた意味は大きい。素早いボール運びから4対3の優位な状況をつくり、空いた選手にパスして、得点に結びつけた。河村の持ち味は速い展開の攻撃をつくれること。しっかりアピールし、自信にもなったと思う。

 グリズリーズのポイントガードはエースのモラント、シューティングガードもできるスマート、若手のピッペンがおり、現状4番手。3人のコンディションや試合状況にもよるが、今後も試されるだろう。試合の流れを変える選手と認められれば、さらにチャンスが増える。

 NBAでは過去に1メートル60~70台の身長で活躍した選手が数人いるが、河村は切り替えが早く、パスを散らすことができた1メートル60のボーグスに似たタイプ。NBAではパスを回して周りを生かす選手も重宝され、14シーズンもプレーした。ボーグスのように活躍する可能性を持っていると感じる。(B2福井アシスタントコーチ)

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