◇F1第20戦メキシコGP 予選(2024年10月26日 メキシコ市 エルマノス・ロドリゲス・サーキット=1周4.304キロ)
7戦ぶりの入賞を目指すRBの角田裕毅は予選3回目(Q3)に進めず、11番手にとどまった。2回目(Q2)の終盤、ターン12でブレーキングミスを犯してマシンのコントロールを失い、スピンして左側からフェンスに衝突。赤旗中断でQ2はそのまま終了となり、角田は無線で「ソーリー(ごめんね)」とスタッフに謝ってマシンを降りた。マシンのフロアを改良してフリー走行で1桁順位を連発し、1回目(Q1)も7番手で通過していただけに、前戦米国GP決勝に続き痛恨のミスとなった。
フェラーリのカルロス・サインツ(スペイン)が1分15秒946で今季初、昨季第15戦シンガポールGP以来通算6回目のポールポジション(PP)を獲得。総合4連覇を狙うレッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)が0.225秒差で2番手につけ、総合2位でフェルスタッペンを追うマクラーレンのランド・ノリス(英国)が3番手に続いた。
総合4位につけているマクラーレンのオスカー・ピアストリ(オーストラリア)が17番手でまさかのQ1敗退。母国GPで不振脱出を目指すレッドブルのセルヒオ・ペレス(メキシコ)も18番手でQ1敗退と厳しい結果になった。F1復帰した前戦でいきなり9位入賞した角田の同僚、リアム・ローソン(ニュージーランド)は12番手でQ2敗退となった。
▽予選順位
(1)サインツ(フェラーリ)
(2)フェルスタッペン(レッドブル)
(3)ノリス(マクラーレン)
(4)ルクレール(フェラーリ)
(5)ラッセル(メルセデス)
(6)ハミルトン(メルセデス)
(7)マグヌセン(ハース)
(8)ガスリー(アルピーヌ)
(9)アルボン(ウィリアムズ)
(10)ヒュルケンベルク(ハース)
<以下Q2敗退>
(11)角田裕毅(RB)
(12)ローソン(RB)
(13)アロンソ(アストンマーチン)
(14)ストロール(アストンマーチン)
(15)ボッタス(キックザウバー)
<以下Q1敗退>
(16)コラピント(ウィリアムズ)
(17)ピアストリ(マクラーレン)
(18)ペレス(レッドブル)
(19)オコン(アルピーヌ)
(20)周冠宇(キックザウバー)