大リーグ機構(MLB)のロブ・マンフレッドコミッショナー(66)が26日(日本時間27日)、ドジャースとヤンキースのワールドシリーズ第2戦前に取材に対応した。
マンフレッドコミッショナーはフリーマンのサヨナラ満塁弾でドジャースが勝利した第1戦について「昨夜の視聴者数は本当に良かったんじゃないかなと思う。ゲームの終盤でピーク時には1780万人で、試合全体では5000万以上の視聴者数に達して、凄く良い数値だった」と説明。「2017年以来、こんな数値はなかった。平均で1520万人が見て、第1戦としては2017年のドジャース対アストロズの第1戦以来の多さだった。去年より62%増えた。日本ではまだ数字は出ていないけど、明日には分かることを期待している」と話した。
視聴率が良かった理由として「ドジャース対ヤンキースの組み合わせであること、国際的な成長、若いファンたちに受け入れられていること。リーグの発展のために大きなチャンスだ。ポジティブな方向に影響するだろう」と語った。
また、ハリケーンで壊滅的な被害を受けたレイズの本拠トロピカーナ・フィールドが来季までの復旧が困難になっていることについても言及。「分かっていることは、単に外部の問題だけじゃなくて、内部の被害もあったということ。何が起こっているかまだ正確には分からない。どこがどう壊れているのか具体的に分かるまでは何とも言えない」と話すにとどめた。