◇女子ゴルフツアー 樋口久子・三菱電機レディース最終日(2024年10月27日 埼玉県 武蔵丘GC=6650ヤード、パー72)
23位から出た馬場咲希(19=サントリー)は2バーディー、2ボギーの72で回り、通算5アンダーでホールアウトした。
最終18番パー5。残り30ヤードの第3打を50センチに寄せてバーディーで締めくくった馬場は「今日は1日耐えるゴルフになった。バーディーも全然取れなかったけど、最後の最後にバーディーが取れてうれしかった」と笑顔を見せた。
キャディーを務める坂詰和久コーチとは「今日はアンダーパーを出したいね」と話していた。意に反してショットが定まらず、グリーンを外してアプローチでパーを拾うゴルフになった。それでもパープレーでまとめて意地を見せた。
プロ転向後国内2戦目。勝てばツアー最速記録に並んだが、初優勝はお預けになった。2週前の富士通レディースは最終日まで優勝争いに加わった。今大会は初日1打差の2位で発進したものの、2日目に73と落として上位から遠ざかった。
馬場は「トップあたりで初日を終えたことがなかったので、2日目に違う雰囲気を経験して凄く勉強になった。次にしっかりと生かしたい」と収穫を口にした。
今後は大会に出場せず、12月の米ツアー最終予選会に向けて国内で調整する。