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絶好調男エドマン PS大活躍で街での認知度が向上「ここに来た当初は僕のことを誰も知らなかった」

スポニチアネックス 2024年10月27日 14時38分

 ◇ワールドシリーズ第2戦 ドジャース4ー2ヤンキース(2024年10月26日 ロサンゼルス)

 ドジャースのトミー・エドマン内野手(29)が26日(日本時間27日)、本拠でのヤンキースとのワールドシリーズ第2戦に「5番・中堅」で先発出場。第1打席で先制ソロを放つなど、ポストシーズン5試合連続マルチ安打とする2安打1打点の活躍でチームの2連勝に貢献した。

 2回、先頭で打席に入ったエドマンは相手先発・ロドンの内角95・4マイル(約153・5キロ)の直球をフルスイング。打球はあっという間に左翼ポール際に吸い込まれ、先制アーチとなった。

 エドマンはメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ6試合で打率・407、PSの球団タイ記録の11打点と躍動し、MVPを獲得した。

 好調ぶりはワールドシリーズに入ってもキープし続け、前日の第1戦も2安打をマーク。この日は、前日の「9番・遊撃」から打順もポジションも変更したが、打棒は変わらず。先発・山本を援護する一発に本拠ファンも大盛り上がりした。

 試合後、メッツとのリーグ優勝決定Sから5試合連続マルチ安打と絶好調のエドマンは、このような活躍に「間違いなく想像していた通りだ。これが野球選手として働くということなんだ。何千、何十万スイングもバッティング練習をする。スイングが完璧になることはないが、できる限り近づけるように努力する。それがこの舞台で実現できたことは、本当に特別なことだ。間違いなく、僕の夢だったんだ」とうれしそうに話した。

 今回の活躍により、街で気づかれるようになったかと問われると「ちょっとずつ始まっている。ここに来た当初は、僕のことを誰も知らなかった。僕は間違いなく、街で見かけても見向きもされないような男だ。他の野球選手、つまり、スタントンやジャッジがいるチームの選手たちを見てみると、街で見かけたら“おっ、あの人はアスリートなんだろうな”と思う。僕自身はそうでもないんだけど、ちょっとだけ始まったんだ」と笑った。

 この日の山本の投球については「今日のヨシは本当に素晴らしかった。攻めていた。センターから見ていて、彼の投球がどれだけ動いているかを見るのは楽しかった。本当に相手のバランスを崩すことなく、素晴らしいピッチングをしてくれた。いい投手陣だし、6回1/3を1安打に抑えたのは、見ていて本当に感動的だった。彼はこの試合で最高の投手の一人だ」と絶賛した。

 左肩を亜脱臼した大谷翔平については「とても残念なことだ。彼はこの試合で最高の選手だし、彼がグラウンドで痛みに耐えているのを見るのは、確かにいい気分ではない。まだ報告が出ているかどうかわからないが、早く回復することを願っている。私たちは彼のために思いと祈りを送っている」と話した。

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