声優の木村昴(34)が26日放送のTBS「人生最高レストラン」(土曜後11・30)にゲスト出演。音楽に対するトラウマを明かす場面があった。
木村は父がドイツ人、母が日本人のためドイツで生まれ、7歳で日本に移り住んだという。さらにMCの「極楽とんぼ」加藤浩次が「凄い家系なのよ」と紹介すると、木村は母については「バロック音楽のソリストで、まあ声楽家です」、父について「オペラ歌手です」、妹について「ブロードウエーでミュージカル女優やってます」などと打ち明けた。
加藤が「凄い家系じゃない?あんまり本人はテレビとかで言わないんだけど」と感心すると、木村は「僕本当にこんなこと言っていいのか分かんないですけど、両親がクラシックを、ずっと音楽やってたもんで、めちゃくちゃクラシック嫌いなんですよね」と本音を吐露。
理由については「両親がプロなので、めちゃくちゃ厳しいんですよ」と明言。「4つの時から、14歳まで10年間バイオリンやってたんですよ。バイオリンって特別弾くのが難しい楽器で、1音弾こうと思うと、“そこが違う!”とか。本当に厳しくて。トラウマみたいになっちゃったんですよ」と語った。
タレントのYOUがラッパーとしても活動する木村に対し「ラップって怒られなかった?」と問うと、「そこなんですけど。あまりにもクラシックのトラウマができちゃったもんですから、ある種両親に反発するような形で、そういうラップミュージックにはまったんですよね」とぶっちゃけた。
加藤が「お父さんお母さんが注意できない音楽にいきたいってなったのね」と納得したように語ると、木村は「そういうことです。“そこの韻の踏み方!”とか絶対に言わないじゃないですか」と話して笑わせた。