西武は28日、宮沢太成投手(25)、野田海人捕手(19)、鈴木将平外野手(26)に来季の契約を結ばないことを通達したと発表した。球団は宮沢と野田に育成契約を打診したとみられる。
宮沢は北海道大ー四国IL・徳島を経て23年ドラフト5位で入団。今季1軍登板はなく、2軍では12試合に投げて0勝2敗、防御率3.60だった。2年目の野田は10月に両膝の手術を受けて実戦復帰まで3、4カ月と診断されていた。8年目の鈴木は今季33試合で打率.191、0本塁打、4打点に終わっていた。
球団を通じた3人のコメントは以下の通り。
▼宮沢太成 精いっぱい練習してきた自信はあります。ただ、それを結果に結びつけることができず、今は悔しい気持ちでいっぱいです。今後については未定です。
▼野田海人 今年こそは正捕手の座を奪いたいと思って練習してきました。10月には手術をしましたが、膝のケガの影響が大きく、チームの戦力になれなかったことが悔しいです。今後については未定です。
▼鈴木将平 レギュラーを取りきれなかったこと、また年明けにケガをして、この1年間戦いきれなかったことが悔しいです。同期の今井とお立ち台に上がるという夢が達成できなかったことは心残りです。今後については未定です。