◇高校野球秋季九州大会 育徳館0―3柳ケ浦(2024年10月28日 別大興産)
福岡大会から快進撃を続けていた育徳館(福岡)は柳ケ浦(大分)に0―3で敗れた。
勝てば来春の選抜が有力になる一戦。先発したエースの島汰唯也(2年)は初回に2失点。2回以降は粘り強く投げ9回3失点(自責2)だったが、打線の援護がなかった。「立ち上がりから全力でいけと言われていたんですけど、初回の2点と6回の(失点を許した)自分のエラーで負けたので悔しい」と話した。チームの失策は4と精彩を欠いてしまった。
独立リーグでのプレー経験がある井生広大監督は「いつも負けパターンはそうで初回に(チーム全体で)ぬるっと入ってしまった。いつも通りの育徳館が出てしまった」と無念の表情だった。冬に向けた課題として練習の一歩目など入りを大事にしていきたいとした。