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後藤謙次氏 「外れた時の自民党はその時点で空中分解」と指摘するキーパーソン 「右に出る人はいない」

スポニチアネックス 2024年10月28日 20時1分

 ジャーナリストで白鴎大名誉教授の後藤謙次氏が28日、テレビ朝日「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜前10・25)にゲスト出演。27日に投開票した衆院選について解説した。

 28日未明、全465議席の当選者が確定し、自民、公明両党の与党は計215議席で過半数(233)を割り込んだ。派閥裏金事件が影響し自民は公示前から65減らして191議席、公明党は8減の24議席にとどまり、大敗を喫した。

 後藤氏は今後の自民党について「二段構えだと思う。首班指名をなんとか取り付けて、1月の通常国会前に連立を含めた政権の強化をしようとする」と見通しを示した。

 また、小泉進次郎選対委員長が辞任。森山裕幹事長の進退も問われているが「総裁は誰がなっても森山幹事長と言われるくらい。党内の政策実行能力で森山さんの右に出る人はいない。森山さんが外れた時の自民党はその時点で空中分解する。そういってもいいくらいの存在」と指摘。政権内では日本維新の会や国民民主党の抱き込みが画策されていると言われる中で、調整役として欠かせない人物だとした。

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