日本サッカー協会が大岩剛氏(52)に28年ロサンゼルス五輪へ向けた監督就任オファーを再提示したことが28日、分かった。パリ五輪代表監督を務めた大岩氏には、C大阪が来季監督就任を正式オファー。今月中旬までに口頭合意していたが、日本協会側がC大阪を上回る好条件を出したとみられ、状況が急転した。
鹿島では18年ACLを制し、今夏のパリ五輪では年齢制限のないオーバーエージ枠を使用せずに8強進出。26年W杯北中米大会以降のA代表監督候補にも挙がる。五輪を2大会連続で指揮すれば史上初。22年W杯以降もA代表指揮官を務める森保監督同様の“継続路線”で、日本サッカー界の強化を進めていく可能性が高まった。