第37回東京国際映画祭が28日、日比谷・有楽町地区を中心に開幕した。オープニング作品「十一人の賊軍」に主演の山田孝之(41、写真)と仲野太賀(31)をはじめ、「劇場版ドクターX」の米倉涼子(49)と岸部一徳(77)、フェスティバル・ナビゲーターの菊地凛子(43)らがレッドカーペットを華やかに彩った。
9月下旬にドラマの撮影中に照明器具が落下する事故に遭い、頸部(けいぶ)挫傷など2週間の安静を要するケガを負った麻生祐未(61)も復帰となる舞台で元気な姿を見せた。
山田はオープニングセレモニーにも出席。「時代劇ではありますが、僕たちの行動や考え方は現代に通じるものがある。自分や周りの人たちに重ねて見れば、心に響くと思う」とアピールした。