俳優の小沢仁志(62)が、26日に放送されたテレビ大阪「大阪おっさんぽ」(土曜後6・58)に出演。愛娘の結婚エピソードを語った。
番組はMCのメッセンジャー・黒田有が「おっさん」と街ブラする企画。この日は野性爆弾・くっきー!と小沢がゲストで登場し、大阪のアメ村周辺でロケを行った。家族の話題になると、小沢は「娘が二人。全然仲が良い。いまだに口と口でチューしている」と、20歳を過ぎた娘ともかわらないスキンシップをしていると明かした。
親子げんかもしないほどの仲。「むかし、小さいときは俺が家にいないでしょ。母親の言うことを反抗期で聞かないから、そのときだけバチーンでビンタして、3メートルぐらい吹っ飛んで。そうすると母親が“やめてー”と(前に立ちふさがって)。それで仲良くなって、俺の役目は終わり」とあえて憎まれ役を買って出たこともあったという。
さらに結婚の際の話になり、黒田が「お父さん、娘さんをくださいって来たんですか?」と聞くと、小沢はあいさつに訪れた場面を回想した。
「結婚したいです」と切り出した男性に向かって、小沢は「ドラマのセリフと違うな。もう一回」とダメ出しして、やり直しを命令。「テイク5ぐらい、やり直させて。テイク5の時は、店入ってくるところからやり直せって。緊張感が足りない」と納得いくまで続け、黒田は「役者として見てますやん」と驚いた。
最後は男性から「娘さんを僕にください」とストレートな言葉が出て、「よくあるセリフだけど、それが聞いてみたかった」と小沢は照れ笑い。「それが欲しかったんですね。かわいらしい人やな」と黒田に笑われていた。