国内唯一の全米女子プロゴルフ協会公式戦で日本女子ツアーも兼ねるスポニチ主催「TOTOジャパンクラシック」は31日から4日間、滋賀県の瀬田GC北C(賞金総額200万ドル=約3億1000万円)で開催される。
日本ツアー通算8勝で米ツアーを主戦場とする勝みなみ(26=明治安田)は29日、9ホールをラウンドするなど調整を行った。ウエーティング1番手から繰り上がりで出場が決まり、「良かったです。ホームグラウンドというか母国なので、他のアジアシリーズよりも思いは強い。活躍したいと思いますし、みなさんと会えるうれしさもあるので、みんなにパワーをもらえたらと思います」と意気込みを語った。
米ツアー本格参戦2年目の今季はここまでトップ10入り2度で現在のポイントランクは81位。同80位までのカテゴリー1(フルシード)入りに向けて佳境にいるが、「全然気にしていないんです。とりあえず自分がやるだけ、一生懸命やって、結果はあとからついてくればいいなって思っています」とあくまでも自然体だ。
10月のアジアシリーズでは前週のメイバンク選手権での46位が最高成績だが、ショットの感触は悪くないという。パットに関して「だいぶ良くなったのでちょっと希望が見えてきたなって」という。シーズンも最終盤。母国での声援を背に、状態を上げていく。