テレビ朝日は29日、都内の同局本社で定例社長会見を行い、27日に放送された同局「選挙ステーション2024」が各局の衆院選開票特番の平均世帯視聴率で民放トップ(ビデオリサーチ調べ、関東地区)となったことについて言及した。
同番組の平均世帯視聴率は午後7時54分からの「第1部」が9・6%、午後9時からの「第2部」が9・7%だった。全体の1位はNHK「衆院選開票速報 2024」(後8・45)で19・1%をマークした。
今回は「選挙ステーション 2024」と「有働タイムズ」合わせて4時間にわたる生放送で選挙の動向を伝えた。
このことに触れた篠塚浩社長は「選挙区ごとの出口予測、開票速報、これを徹底してお伝えした“ライブ感”が今回非常に良かったのではないかと」と好調だった要因を分析した。
前回の国政選挙、2022年の参院選では日本テレビ「zero選挙」(後7・58)が9・4%(午後7時58分~午後9時)を獲得し、これが民放では最高だった。