国内唯一の全米女子プロゴルフ協会公式戦で日本女子ツアーも兼ねるTOTOジャパンクラシックは31日から4日間、滋賀県の瀬田GC北Cで開催される。21年大会優勝者の古江彩佳(24=富士通)は29日、試合会場で会見を行った。
兵庫県出身の古江にとって関西は地元。「地元関西の試合で楽しみにしている試合に戻って来れた」とほほ笑んだ。高校時代に観客として見ていた憧れの大会。瀬田GCで開催された21、22年は日本ツアーのメンバーとして参戦しており、初めて米ツアーの一員として凱旋した。「憧れのステージではある。US(米ツアー)の出場者として戻って来られてうれしい。(日本ツアーは)強い選手が多いので負けないように頑張りたい」とプライドもにじませた。
瀬田GCでは21年に優勝し、22年は5位に入った。「うまくラウンドできただけ」と話したが、8ラウンド全てアンダーパーで回っておりコースとの相性は抜群。「グリーンの傾斜が強いのでしっかり上り(のライン)につけたい。まずはグリーンオンして楽にパーを続けて、バーディーチャンスを決めていければいい」と攻略ポイントを口にした。
7月のエビアン選手権でメジャー初優勝を飾った。米ツアーのポイントランクでは4位につけており、年間女王の可能性もある。
「上位に入れている分、最後まで頑張りたいな、1つでも追い越したいなと思う」とタイトルへの意欲もにじませた。