今季までオイシックスの監督を務め、11年ぶりに巨人に復帰した巨人・橋上秀樹作戦戦略コーチ(58)が29日、川崎市のジャイアンツ球場でスタートした秋季練習に参加した。
スーツ姿で現れ「現役やっている間は監督、コーチをうまく使って下さいという話はさせていただきました」とナインにあいさつした。12年から14年まで3年間、巨人で1軍戦略コーチ、打撃コーチを務め、14年までのリーグ3連覇に貢献。来季は作戦戦略を担当する。「一番は勝つため。勝つためにどうするのか。主に攻撃の方を見させてもらう感じだと思うんですけど、攻撃でいかに点を取るか、相手より1点でも多く取るかっていうところだと思います」と見据えた。
阿部監督の安田学園(東京)の先輩でもあり、公私ともに親交が深い。「監督が意図することを私たちが汲んで、事細かく選手が理解できるように伝えていけたらいいなと」とパイプ役も担う考えだ。
今季はオイシックスの監督としてイースタン・リーグで巨人2軍と対戦。「ファームの方でも非常に楽しみな選手がたくさんいるなという感じをたくさん受けてますので、そういった選手が少しでもプラスになってね、来シーズン1軍で活躍できるように、その手助けができればいいなと思っています」と話した。