◇ワールドシリーズ第3戦 ドジャース4ー2ヤンキース(2024年10月28日 ニューヨーク)
MLB公式Xが28日(日本時間29日)に更新され、ドジャースの「キケ」ことE・ヘルナンデス内野手(33)の試合後のインタビューを公開した。
この日行われた敵地でのヤンキースとのワールドシリーズ(WS)第3戦はドジャースが快勝。3回のフレディ・フリーマン内野手の先制2ランなどでチームは3連勝。悲願の世界一へ王手をかけた。
6回にダメ押し適時打を放ったE・ヘルナンデスは試合後のインタビューに応じ「いい位置にいるけど、まだ何も成し得ていない」とした上で「明日は準備を整えて、彼らに逆転のチャンスがあると感じさせないようにしないと。10月を通して持ち続けてきた同じメンタリティで臨む」と気を引き締めた。さらに「目の前の試合を勝つ方法を見つける、それだけだ」と続けた。
「ミスター・オクトーバー(10月男)」との異名を持つほどポストシーズンが絶好調のE・ヘルナンデス。「これこそが私たちの夢見ていたこと」とした上で「結果は二つに一つ。バッターボックスに立つそして、失敗を恐れないことが重要。その瞬間が好きで、その場に立ちたいと思っているんだ」とWSは“夢の舞台”とした。
「一晩中そのことを考え、大事な打席に立つことを想像し、その場が訪れたときに空回りしないように。躊躇(ちゅうちょ)していてはいけないし、この瞬間が好き」と大舞台に臨む上での入念な準備も告白。
さらにこの日先制2ランを放ち、今WS3戦連発のフレディ・フリーマンについては「もうアベンジャーズがスカウトしに来るかも。だって、あれはまさにスーパーヒーローだよ」と大活躍の同僚をちゃめっ気たっぷりに称えた。