歌手の小林幸子(70)が29日、都内で行われたNHK特集ドラマ「コトコト~おいしい心と出会う旅~」富山編・新潟編(12月放送予定)の完成会見に出席し、主演の古川雄大を絶賛した。
百貨店のバイヤーの主人公・結稀宏人(古川雄大)が、日本全国の魅力的な食材を探して全国各地を旅する本作。
小林は、新潟編で同県十日町市にあるスナックのママ・泉優華を演じた。プロの歌手のように歌がうまいママという設定に「ありがとうございます」と笑顔。「モーニング娘。のLoveマシーンから始まります。やりました!」と見どころを語った。
台本を見たときは「コトコト?てなんのことか分からなかった」というが、完成した作品を見て、「スープのよう温まるというね、体が温まる、人間の生き方を言わなくても教えてくれるような作品。ただ、食べることもそうだし、生きることもひっくるめて温かく教えてくれるいいドラマですね」としみじみ。
新潟のお米から作る郷土菓子“チンコロ”が劇中に登場し、「地元の人はよく知ってるけど、全国的に知っていただくと、とってもうれしいと思った」と、地元・新潟の魅力が広がることに期待した。
隣に座る主演の古川に目を向け「雄大ちゃんいい男ですよ。かっこいい」「役としても良い感じ」と絶賛。その一方で「“ゲラ”。よく笑う!すぐ笑うよね?ずっと笑っている」と古川の意外な一面を暴露。「言っちゃいけなかったかな?余計なこと言いました」とおちゃめな表情で、笑いを誘っていた。