歌手の小林幸子(70)が29日、都内で行われたNHK特集ドラマ「コトコト~おいしい心と出会う旅~」富山編・新潟編(12月放送予定)の完成会見に出席し、地元・新潟への思いを語った
百貨店のバイヤーの主人公・結稀宏人(古川雄大)が、日本全国の魅力的な食材を探して各地を旅する物語。小林は、新潟編で同県十日町市にあるスナックのママ・泉優華を演じた。
これまで、さまざまな方法で県の名産品・米をPR。この日も「なんと言ってもお米!魚沼産と言えば新潟!」とアピールした。
新潟に田んぼを持ち“幸子米”を作っており「商売をしているわけではない。何か災害があったときにそこの方にお渡しするという形です」と説明。
米作りにとどまらず、地元の農業支援も行っている。「後継者がいなかったりというところを含めてやっている」という活動のほかに「子ども食堂にお米を送ったり、子ども食堂の存在を知っているけど、どこにあるか知らないという方に知っていただけるようなお米を作りたいと思っている」という。
「新潟出身の小林幸子ができることはそんなことだから」と謙遜ぎみに話すも「“そんなこと”でも、一人からスタートしていかなくてはいけない。これからもずっと続けていきたい」と力を込めて誓った。