国内唯一の全米女子プロゴルフ協会公式戦で日本女子ツアーも兼ねるスポニチ主催「TOTOジャパンクラシック」は31日から4日間、滋賀県の瀬田GC北C(賞金総額200万ドル=約3億1000万円)で開催される。
19年全英女子オープン覇者の渋野日向子(25=サントリー)が30日、公式会見に出席した。以下、主な一問一答。
――日本人選手として日本開催の大会への思いは?
「自国開催はこの大会だけなので凄く楽しみにしていました。アメリカツアーの選手として日本に帰って来れたことは凄くうれしいこと。アメリカツアーの選手として、まだ結果を出せていない試合ではあるので、しっかりと出したいと思います」
――TOTOジャパンクラシックの位置づけ。
「メジャーも大事にしている試合だけどその中でもTOTOも凄く自分が大事にしている大会の一つです」
――今季ここまでを振り返って。
「USオープン(全米女子オープン)、KPMG(全米女子プロ選手権)で上位争いできたのはありましたけど、それ以外の試合では予選を通ってもあまり良くない結果が多かった。1年通しては良い1年だったとは言えないかなと思います」
――今のコンデションは?
「体も徐々に良くなってきているかなと思います。ゴルフは決していいと言える状況はないですけど、4日間戦えるのでできるだけ楽しみながら頑張りたいです」
――コースの印象は?
「今週は雨も多かったので凄くフェアウエーだったりはウエットな感じになっている。前回出場と比べると距離が残るのが多いなと思うので、凄く難しくは感じています。グリーンは傾斜も強いので、雨が降った分、止まりやすい。ショットをどれだけ頑張れるかだと思いますけど…。得意なコースではないです(苦笑い)」
――目標を。
「ゴルフの調子を考えると不安は多いですけど、日本でできる喜びを噛みしめながら4日間できたらいい。結果を求めたい気持ちもめちゃくちゃあるので、できる限り頑張りたいです」