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オリックス・森が現状維持の4億円で更改 リーグ3位の打率も2度の故障離脱に「何もできなかった」

スポニチアネックス 2024年10月30日 14時45分

 オリックス・森友哉捕手(29)が30日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改に臨んだ。来季が4年契約の3年目で、現状維持の4億円でサイン。今季チームは5位に終わり、自身も2度の故障離脱を味わった悔しさをにじませた。

 「何もできなかったなというか…。イメージしていた1年間とは全然違った、本当に悔しいシーズンだったなと思います」

 今季は6月1日に右大腿(だいたい)二頭筋の筋損傷で登録を外れ、同13日まで離脱。9月4日には左肩腱板損傷で同20日まで再度の離脱を強いられた。117試合の出場で規定打席には到達し、リーグ3位の打率・281、9本塁打46打点を記録。それでも4連覇を逃した責任感をにじませ、中嶋監督が退任時に残した“慣れ”についても語った。

 「いい意味の慣れと、悪い慣れと両方あったのかなと。勝ちにこだわってやるところは変わらず頑張ってきたところではあると思うんですけど。一つ一つのプレーであったりとか、そういう所の慣れがダレに変わったみたいなところがあるのかなと」

 来季はチーム在籍3年目。例年宮古島で行っているオフの自主トレには、例年参加している野口と香月に加えて頓宮もオリックスからは参加することを明かした。「もっとチームを引っ張っていかなくてはいけない存在だと思いますし、背中で語るのもそうですけど、いろんな人とのコミュニケーションを取りながら、隙のないチームの先頭に立てればいい」と、巻き返しに燃える来季への決意を口にした。

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