27日投開票の衆院選に出馬し、落選した日本維新の会の音喜多駿政調会長(41)が29日、YouTubeチャンネル「ReHacQ―リハック―」の生配信に出演し、衆院選後の屈辱的な出来事について語った。
音喜多氏は激戦区の東京1区から立候補し、2万3709票を獲得。しかし、立憲民主党の海江田万里氏の4万7257票、自民党の山田美樹氏(4万3816票)に及ばず3位で、比例での復活もならなかった。
実業家の西村博之(ひろゆき)氏(47)から「一般の人ってうつ病的な沈むみたいなことがあるじゃないですか?そういうのはあったんですか?」と問われると、音喜多氏は「人並みにはありますよ」と返答した。
さらに「この間、一番へこんだのは、事務所で電話かけとか、お礼のメールとかを送っていたんですよ。事務所の前に3人くらいの人が立ち止まって、“あ、こいつ落ちた人だ。あいつ、調子に乗ったから落ちたんだよ”」と、事務所の近くを通りかかった人の声が聞こえたという。
音喜多氏によると、その人たちは「30代くらいじゃないですか?」という。「“ホント、ざまあ見ろだよな”とか。“中、人いるんじゃない?”、“いいんだよ。聞こえてもいいんだよ。出て来られねえんだよ”とか…。出て行けないんですよ。3分くらい談笑していて」と、人の不幸を笑うような、聞くにたえない言葉が続いたという。
その後も外から数々の暴言を浴びたという音喜多氏は、その指摘に「図星じゃねえかよ、こいつら」としつつ、「すげえ落ち込みました」と打ち明けた。
一連の話を聞いたひろゆき氏は、手をたたいて大笑いしていた。