俳優の本郷奏多(33)が30日、東京・麻布台ヒルズギャラリーで「ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―」のオープニングセレモニーに出席した。
ポケモンのフォルムや世界観を工芸の技術を用いて表現した作品など約80点が展示される。東京会場は11月1日~来年2月2日まで同所で。本郷は大のポケモン好きで、一足先に会場を見たといい「めちゃくちゃ楽しかったですね。工芸といっても、陶器や染め物、螺鈿(らでん)という技法だったりいろいろあるので勉強になった。題材がポケモンだからこそ楽しみながら見て回ることができる。これからお来場いただく皆さんもお気に入りの作品をたくさん見つけてもらいたい」と呼びかけた。
吉田泰一郎氏によるミュウツーの立像は東京会場からの展示。「金属のパーツ的なものを組み合わせているのですが、1つひとつポケモンがモチーフになっている。よく見ると、ニョロゾがいたりジュラルドンとか新しいポケモンも(パーツに描かれて)いる。引きで(全体を)見た印象とじっくり見た印象が違った。本当に一つ一つ全部の作品が丁寧に作られているんだなって感動がありました」と興奮気味に話した。
自身がこの展覧会に作品を出品するとしたら「(展覧会を通じて)ポケモンって技や世界観などを全てひっくるめたコンテンツなんだなと思った。誰も気付かないようなマイナーなところを(テーマにして)攻めたいですね。『え?どの世代のどのリーダーが着ていた服?だっけ』って一発で分からないような作品を作りたい」と構想を話した。