◇第49回社会人野球日本選手権大会1回戦 東芝3―2Honda熊本(2024年10月30日 京セラD)
8大会連続32度目の出場の東芝がHonda熊本に3―2で競り勝ち、初戦を突破した。
東海大出身の入社4年目左腕・松山仁彦が8回2/3、2失点と力投した。
初回先頭に三塁打を許して以降、8回2死無走者から二塁打を許すまで無安打投球。大舞台での先発起用に応え、「自分の球をしっかりと投げられれば、強打線相手にも通用すると思っていた」と胸を張った。
6月の都市対抗では、3年ぶりの予選敗退を喫した。ばん回を期した今大会に向けてアピールを続けた松山が初戦の先発を勝ち取り、昨年の準優勝チーム相手に好投を演じた。
大河原正人監督は「思った以上に松山の出来が良かった。相手打線が凄いので、もう少し打たれると思っていた。良い意味で(期待を)裏切ってくれました」とたたえた。