巨人のエースは侍ジャパンでもらしさ全開だ。戸郷翔征投手(24)が30日、11月の「ラグザスpresents第3回プレミア12」へ向けた宮崎強化合宿の2日目を終え、詰めかけたファンに約30分間対応。サインや記念撮影で地元・宮崎のファンと交流し「今日は時間があったので、宮崎の方にと思って書きました。激励の言葉も多かったですし、いろいろな球団のファンの方に応援してもらうのもこういう機会しかないので」と笑顔を見せた。
今季は巨人で初の開幕投手を務めるなど、12勝8敗で4年ぶりのリーグ優勝に貢献。156奪三振で最多奪三振のタイトルも獲得した。CS第6戦にも中4日で登板していたこともあり、この日も軽いキャッチボールなどで調整。ブルペン入りも11月2日からの第2クール以降を予定しており「そんなに感覚自体は悪くない。あとはキャッチャーとの意思の疎通ができれば完成」と自信ををのぞかせた。
昨年3月のWBCでも世界一に貢献し、今大会でもエース級の活躍が期待される右腕。「僕が引っ張ると言うよりは、侍は活躍している方たちがきているので」と謙遜しながらも「投げる試合にはそういう気持ちでいきたい」と意気込んだ。