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朝青龍のおい・ルブサンゴンボ&武蔵丸のおい・ダニエル 元横綱を叔父に持つ2人が新弟子検査受検へ

スポニチアネックス 2024年10月30日 19時26分

 日本相撲協会は30日、九州場所(11月10日初日、福岡国際センター)の新弟子検査に9人が受検すると発表した。検査は11月1日に福岡市内で行われる。

 モンゴル出身のセルジブデー・ルブサンゴンボ(18=錣山部屋)は、元横綱・朝青龍のおい、大関・豊昇龍(25=立浪部屋)のいとこにあたる。ルブサンゴンボは高知・明徳義塾中3年の秋から相撲を始め、明徳義塾高1年時には全国高校総体100キロ級でベスト16に入った。2年時に中退し、錣山部屋へ入門。稽古では既に三段目力士とも互角に渡り合っており、約1年の研修期間を経て今回の新弟子検査に申し込んだ。

 また、武蔵川親方(元横綱・武蔵丸)のおいにあたるアイルア・ダニエル(18=武蔵川部屋)も同時に受検する予定。期待の大きな2人の「元横綱のおい」が新たに相撲人生をスタートさせる。

 他にも、高校相撲出身の実力者が名を連ねた。永松知恩(17=雷部屋)は、全国高校選抜大会100キロ級3位の実力者。大分・宇佐産業科学高3年で、師匠の雷親方(元小結・垣添)の後輩にあたる。

 埼玉栄高からは、木村豪太(18)と宮崎虎之介(17)の2人がともに武隈部屋に入門した。全国高校総体団体戦8強のメンバーに入っていた木村は、兄が同部屋の三段目・豪正龍(22)。高知県土佐清水市出身の宮崎は、長兄が三段目・土佐清水(27=時津風部屋)で三男が三段目・清水海(23=境川部屋)。現役の兄弟3人が力士となるのは、大波3兄弟(幕下・若隆元、小結・若元春、幕内・若隆景=いずれも荒汐部屋)、納谷3兄弟(三段目・納谷、幕内・王鵬、幕下・夢道鵬=いずれも大嶽部屋)、清田3兄弟(幕下・清田、三段目・清の花、序二段・清の山=いずれも出羽海部屋)、梶野3兄弟(三段目・大雄翔、三段目・大飛翔、序ノ口・大志翔=いずれも追手風部屋)に続いて5組目となる。

 他には、大分・楊志館高相撲部3年の荒木颯太(18=雷部屋)、千葉・柏二中相撲部出身の出野太陽(16=秀ノ山部屋)、東海大柔道部4年の岡田綾太朗(22=高田川部屋)、本格的な相撲経験のない田中健也(17=阿武松部屋)が受検する。

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