第20回目となる漫才頂上決戦「M-1グランプリ2024」の京都・大阪3回戦が27~29日の3日間で行われ、カベポスターやフースーヤら38組が準々決勝にコマを進めた。
29日の大阪会場では、昨年の「THE SECOND」で大会初代チャンピオンとなったギャロップがMCを務め「これが3回戦?」と舌を巻いたほどのハイレベル。ネタ作りを担当する林健(46)は「ボクシング見た後にシュッシュしたことあるでしょ?いまぼく、あんな感じ。はよ家帰ってネタ書こうと思った」と後輩たちの激しいネタバトルに感化されていた。
今年は史上初めてエントリー数が1万組を超え、レベルも明らかにアップ。関西の3回戦は3日間で計136組が出場した。昨年、芸歴1年目で女芸人No.1を競う「THE W」決勝に進出し旋風を起こした「はるかぜに告ぐ」、2年連続キングオブコント決勝進出の「隣人」など実力コンビが次々と姿を消した。また、中学生のアマチュアコンビ「バスター」はプロ顔負けのネタで会場を沸かしたが、次のステージへ進むことはできなかった。
11月6~8日に東京会場でも3回戦が行われ、準々決勝進出組が勢ぞろいする。なお、準々決勝の日程は未定。