女優の星野真里（43）が、30日放送のTBSラジオ「荻上チキ・Session」（月～金曜後6・00）に出演し、難病と闘う長女について語った。
長女が、筋肉に先天的な異常があり筋力低下が起こる国の指定難病「先天性ミオパチー」の一種の「中心核ミオパチー」であることを9月に公表。星野は社会福祉士の資格を取得したことを明かした。
娘が9歳になってからの公表となった。「あくまで結果論で今9歳になったというところで」と話し、特に理由はなかったという。「生まれてから、もしかしたらこの子には何かがあるのかなと思った時から、インターネットとかで情報を探すようになって、その中で同じような状況ではないけれど、何かしらの障がいを抱えて、それでも前向きに生きているご本人なり、ご家族を見てすごく励まされた。どんな状況でも私たちも笑って生きていけるよ、という思いにさせてもらえたのはありたがくて」。病気の種類こそ違えど、闘病する人や支える家族の気持ちを知り、前向きな気持ちにしてもらえたことを感謝した。
その上で、「逆に誰かに対してそういう温かい気持ち、強い気持ちになれる存在になりたいよね。なれるよねという気持ちはずっとあって」とも明かした。
女優という表に出る職業柄、公表することは考えていたという。「仕事柄、表に出ているので、イメージというものが付いて回って、どういうタイミングで、どのような状況で、どういうふうに皆さんに知ってもらうのがいいのかなということを悩んでいて、時間が過ぎてしまった」と告白。「それをエイヤって思って、新たな一歩を踏み出すための自分の鎧というか、武器というか、何か資格を取りたいなということで、探して、社会福祉士という資格に出合いました」と、公表までのいきさつを明かした。