◇明治安田J1リーグ第35節 横浜0―0浦和(2024年10月30日 日産スタジアム)
13位の横浜F・マリノスはホームで12位の浦和と0―0でスコアレスドローに終わり、6試合ぶりの白星とはならなかった。
横浜は天皇杯準決勝・G大阪戦から中2日で迎え、ジョン・ハッチンソン監督は先発5人を入れ替えた。だが、前半2分にいきなりアクシデントが起きる。DF加藤蓮が相手MF松尾と接触し、左膝を押さえながらピッチに座り込んだ。一度はプレーを再開するも、同6分に負傷交代。MF天野が投入され、ボランチで先発していたDF小池龍太が右サイドバックに入った。
同11分にFKを獲得し、キッカーの天野が約30メートルの距離から左足を振り抜き、直接狙うも枠外。同36分にはペナルティーエリアでFWマテウスが右クロスで好機を演出するも得点できず、0―0で試合を折り返した。
後半20分にはMF水沼とFW宮市を投入。同36分には水沼の右クロスから宮市が頭で合わせたが、惜しくも枠外となり、最後までネットを揺らすことはできなかった。
アジア・チャンピオンズ・リーグ(ACL)は準優勝、ルヴァン杯と天皇杯はともに4強止まりで、リーグ戦も優勝の可能性が消滅しており、すでに今季無冠が決定。27日の天皇杯準決勝・G大阪戦敗退の失意から中2日で迎えたが、スコアレスドローに終わった。