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日本ハム・水谷、ピラティス導入で鷹倒ボディー!「来年はプチキラー」

スポニチアネックス 2024年10月31日 6時3分

 日本ハム・水谷瞬外野手が、現役ドラフト2年目となる来季へ“打倒ホークス”に燃える。自身は今季の対戦打率・167で、チームもクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージで3連敗を喫して敗退。王者を倒すため、今オフは新たにトレーニングの一環としてピラティスを導入する方向で、身体、技術の両面で成長を遂げる。

 その強さは、チームの誰よりも知っている。だからこそ、水谷はチームとしても、個人としても古巣にリベンジするつもりだ。現役ドラフト加入から2年目となる来季を見据え、静かに闘志を燃やしている。

 「来年、チームとしてもそうだけど、個人的にも年間通してホークスの“プチキラー”ぐらいの見られ方はしたい」

 過去5年は1軍出場すらなかったが、加入1年目の今季は出場97試合で打率・287、9本塁打、39打点をマーク。交流戦では史上最高打率・438で首位打者を獲得するなど、一気に才能が開花した。ただ、ソフトバンク戦では同一リーグでワーストの打率・167と苦しみ「ホークス戦でこれだけ打てないと、(個人の)数字も傾く。気持ちの部分でもあると思うので、どう盛り返せるかという感じ」とやり返す覚悟はできている。

 さらなる成長に向け、今オフはトレーニングの一環としてピラティスを導入する方向。背骨や骨盤の動きに焦点を当てたエクササイズで「ずっとやりたいと思っていた。体をどうコントロールするかにフォーカスしてやりたい」と動きの再現性を高めるために取り組むつもりだ。球界でも西武・高橋のほか、他競技でも取り入れているアスリートは多い。今後に指導を受けられる外部施設を探す予定で「ケガ予防にもなる」と意欲を見せた。

 新庄監督の来季続投も正式に決まり、リーグ優勝と日本一を目指す戦いに向け、31日には、エスコンフィールドでの秋季キャンプ(11月1~10日)に備えて北海道に戻る。「今年につくった引き出しをいかに使えるかと考えている。来年は本当に勝負の一年」と気を引き締めた。(田中 健人)

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